歴史の始まりは【アバクロな人々】
先日、アバクロは、いつ、どのように始まったのか調べていらら
興味深い記事を見つけたので紹介します。
想像以上に激しかったのですね・・・
<ココから>
アバクロ」って言っても、アメリカでは通じませんが、まぁ、それはいい
として、このアバクロ、実は19世紀に始まった「釣具洋品店」なんですね。
ナイスな釣り用具やキャンピンググッズを、気合の入った釣り人に売る、
という店として始まったらしい。
その後スポーツ用品・スポーツ用の服全般に手を広げカタログ販売も行い
一世を風靡。が60年代にビジネスは悪化、70年代に倒産。
80年代にLimitedが買収して、高校生-大学生あたりに特化したブランドとして
90年代に再建。
しかし、今、きわどい路線で売り込んでるAbercrombie & Fitchが、昔は
釣具屋さんだったっていうのは、着てる大学生たちは知るまいな。
70-80年代ごろも、細々とではあるが、オッサンくさい釣り用品チェーンとして
存在してたようで、当時を知る人にとっては、今のAbercrombie & Fitchは
隔世の感があるらしい。ブランドの換骨奪胎、ですね。
なお、Abercrombie & Fitchの店員は、大抵、美形のお兄ちゃん、お姉ちゃん
である。
「金髪・碧眼」みたいなのばっかり採用した、ということで、マイノリティから
人種差別で訴えられたりもしていた。
(なので、最近は、かっこいいマイノリティの店員も増えているように感じられる)。
ちなみに、創設者はAbercrombieさん。
そこに熱烈ファンの客だったFitchが出資。が、その7年後にはコンサバな
Abercrombieは追い出され、拡大志向のFitchがトップとなる。
1900年ごろの話。100年以上前も今も、乗っ取ったり乗っ取られたり、
企業の生業は、今とあまり変らないんですね。
http://www.chikawatanabe.com/blog/2005/11/post_13.html より引用